レールによって異なるカーテンの測り方
カーテンを購入する際は、あらかじめ正しいサイズを測っておくことが重要ですが、カーテンの測り方は比較的簡単でひとりでも問題なく行えます。
ただし、カーテンの測り方はレールの種類によって若干異なるので注意が必要です。
カーテンの長さに関しては、レールの種類を問わず同じ測り方で問題なく、レールの固定ランナーの穴の下からカーテンをかけたい長さの部分までを測るだけです。
しかし、横幅に関しては、レールの種類によって測り方が異なります。
カーテンの横幅は、カーテンレールを基準に測るのですが、カーテンレールには大きく機能レールと装飾レールの2種類があります。
一般的な機能レールの場合は、片方の固定ランナーの中心からもう一方のランナーの中心までを測ってください。
一方の装飾レールの場合は、固定ランナーを基準に測るのではなくキャップを基準に測る必要があり、片方のキャップの付け根からもう一方のキャップの付け根までを測りましょう。
このような測った長さに対して、5~7%ほどをプラスしたサイズがカーテンの適切な横幅となります。
出窓に設置するカーテンを測る場合
出窓に設置するカーテンサイズの測り方は、どのようにカーテンレールが取り付けられているのかによって異なります。
まず、レールが正面に対して真っ直ぐに付いている正面付けの場合、通常のカーテンの測り方と同じく、長さ方向は固定ランナーの穴下からカーテンをかけたい長さまでを測ります。
横方向に関しても、上記した方法で測ることが可能で、左右の固定ランナーの穴の中心間の距離を測ってください。
しかし、レールが出窓に沿って設置されている天井付けの場合は、測り方が特殊です。
長さ方向に関しては、固定ランナーの穴下から窓台までを計測し、その長さから1センチほど引いたサイズが適切なカーテンの長さとなります。
一方の横幅は、一方の固定ランナーの穴の中心からもう一方の穴の中心までをレールに沿って測っていきましょう。
そして、その長さに対して、5~7%ほどを加えた長さが適した横幅となります。
なお、場合によっては正面付けと天井付けの両方のタイプのレールが取り付けられていることがありますが、そのような場合はそれぞれの方法で長さと幅を測りましょう。
まとめ
カーテンを購入する際にサイズを適当に選んでしまうと、丈が長すぎて下の部分が擦れて汚れやすくなったり、目隠しや太陽光を遮るという目的を果たせない可能性が高まります。
そのため、カーテンを購入する際は事前にサイズを測っておく必要がありますが、カーテンの測り方はそこまで難しくなく、ひとりでも簡単に行えます。
しかし、カーテンの測り方はレールの種類によって若干異なるので注意が必要です。
また、出窓に関してもレールが天井付けとなっている場合は測り方が少々特殊なので、測り方をきちんと確認しておきましょう。